第1章 はじめにコンピュータの普及の速度はいまだに衰えません。日を追うごとに様々なものがコンピュータ化していきます。パソコンの上でなにかをする時間が長くなるのが普通で、短くなった人などほとんどいないのではないでしょうか。 いろいろなことをパソコン上でするにつれて、問題となってくることがあります。たとえばインターネット上のサービスをどんどん利用するにつれて、ログイン名とパスワードはたまっていきます。一人で100種類ものログイン名とパスワードを持っている人も珍しくなくなっています。 しかしログイン名とパスワードを紙などに書いて管理するのは大変危険です。誰でもすぐに見ることができるからです。 ID Managerはそれらの情報を効率よく管理するために開発されたツールです。情報は整理され暗号化して保存されます。覚える必要があるパスワードはID Managerにログインするパスワード1つのみです。 ID Managerはそのほかにもいろいろな便利な機能を持っています。 ぜひ、ID Managerを使いこなして快適なインターネットライフをお楽しみください。 第2章 ID ManagerのセットアップID Managerを入手することから始めて、セットアップを行い、実際に使えるようにする手順を説明します。 1. ダウンロードID Managerはインターネット上で配布されているアプリケーションです。まずは、ID Managerをインターネットからダウンロードしてみましょう。 Internet Explorerから以下のURLにアクセスします。 左のメニューからソフトウェアもしくは真ん中のメニューからSOFTWAREをクリックしてソフトウェアの一覧のページに移動します。 ソフトウェアの一覧のページです。このなかからID Managerを探して、詳細をみるをクリックし、ID Managerのページへ移動します。 これがID Managerのページです。説明を読みながら下のほうに移動していきます。ダウンロードという項目が見つかったら、ID Manager最新リリースをダウンロードする(インストーラー付き)EXE形式という項目をクリックします。 ダウンロードのメッセージがでてきますので、(上記メッセージは英語ですが、日本語のWindowsを使っている場合には日本語ででるはずです。)Save(保存)を選択しますクリックします。 保存を選択すると、保存先をしていするウィンドウが現れます。ここで保存先にデスクトップを選択します。左の項目からデスクトップwp選択します。下のほうにあるファイル名の項目はそのままにしておきます。そして、保存をクリックします。これでダウンロードは完了しました。デスクトップ上に新しいアイコンが作成されているとおもいます。それがID Managerのファイルです。次のステップとして、インストールをする必要があります。 2. インストールダウンロードが完了すると、デスクトップ上に次のようなファイルができます。(ファイル名はidm670.exeだったり、番号の部分は違うことがあります。)このファイルをダブルクリックして起動します。 インストーラーが立ち上がります。ここでは次へを押します。 インストール先を指定します。ここでは、デフォルトの設定を使用します。なにも変更せずに、次へを押します。ここでフォルダの作成を確認する新たなウィンドウが出てきたらOKをクリックします。 この画面でも次へをクリックします。 最後の画面では終了をクリックします。これでインストールは終了です。さあ、早速使ってみましょう。 第3章 ID Managerの基本的な使用法1. ID Managerの起動とユーザの作成デスクトップ上のID Managerのアイコンをダブルクリックします。 ID Managerへのログオン画面が表示されます。新しく自分の名前をつけたユーザを作成しましょう。新規ユーザ作成をクリックします。 この画面になりましたら、好きなユーザ名とパスワードを入力します。 この例では新しいユーザ名をnewUserとして、好きなパスワードを入力しました。このときのパスワードは絶対に忘れないようにしてください。パスワードを忘れるとこのユーザでは二度とログインできなくなってしまいます。 OKを押すと新しく作成したユーザで自動的にID Managerにログインします。 ID Managerにログインしました。これがID Managerのメイン画面です。 2. 項目の作成ここでは、ID Managerに自分のデータを登録する方法を説明します。 新規フォルダ作成アイコンをクリックします。 これで、あたらしいグループが作成されました。Group0という名前になっているので、この名前を変更してみます。Group0と表示されている部分をインターネットに変更してみてください。 インターネットに変更が完了しました。さて次はパスワードを登録します。インターネットのフォルダが左のツリーで選択されていることを確認します。 ツールボタンから、項目の新規作成を選択します。これで、新しい項目が作成されます。新しい項目はItem0という名前になっています。 Item0をYahoo Japanという名前に変えてみます。 その他の項目を入力していきます。この例では、Account IDのところにYahoo Japanのユーザ名、パスワードにそのパスワードを入力しています。URLのところには、Yahoo JapanのURLである、http://www./を入力しておきます。 3. 貼り付け作成したアイテムを使用してみましょう。 ID ManagerのURLアイコン(地球の形をしたアイコン)をクリックします。 これで、Internet Explorerが起動し、自動的にYahoo Japanのサイトに移動したと思います。この画面上で右のほうにある、ログインを押して、ログイン画面に移動します。 このような画面になっていると思います。 Yahoo! JAPAN IDのボックスのところにカーソルをあわせ、クリックします。 ID Managerの画面にもどり、一括貼り付けボタンをクリックします。一括貼り付けボタンはTitleという文字のちょうど横にあります。 これで、自動的にYahoo Japanのログイン情報が入力されました。 ログインボタンを押します。 無事ログインできました。以上が基本的なID Managerの使い方です。 |
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