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農業ネット(施肥の基礎)-③施肥法

 LM0318 2012-01-31

③施肥法
 栽培基準からみた施肥量は、作物の種類や品種、作型などによって異なります(表3-9~12)。ピーマンやシシトウ、ナス、キュウリなどでは、施肥量が比較的多く、水稲やスイカ、メロン、オクラ、早堀カンショ、花き類などでは少なくなっています。
 過剰な施肥は、生産費(肥料代)を増大させるばかりではなく、作物が過剰繁茂となって品質や耐病性の低下を招きます。また、余剰な窒素は溶脱し、河川や地下水の硝酸態窒素汚染の原因となります。このため、適正な施肥を行うことはたいへん重要で、土壌診断の実施は欠かせません。
 施設栽培ではビニールの被覆前に元肥を施用すると、その後の降雨などによって窒素が流亡し、施肥効率の減少と地下水の硝酸態窒素汚染などを招きます。このため、施肥はできるだけビニールの被覆後に行うようにします。沖積土壌(灰色低地土)の場合、ビニール被覆後に2~4割減肥しても収量はほとんど変わらないという試験結果が得られています。また、魚かすや油かすなどの有機質肥料を播種直前に施用すると発芽阻害を起こすことがあるので、施肥は播種の7~10日前までには行うようにします。


  

 

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