この番組は、いま病気や障害に悩んだり困ったりしている人や、その家族の方々にお役に立ちます。
でもそれだけではないのです。自分らしく生きたい、そんな風に思っている全ての人に見てもらいたい。自分らしく生きるためのヒントや勇気が、きっと見つかるはずですから。
職場や学校の窓からぼんやりと空を見て「最近、何かなあ???」とつぶやいているあなた、福祉ネットワークです。
平安朝の「和歌」は、貴族と女房?女官の恋のやりとりが主なテーマ。31音に情感を込め、相手の心を射止めて思いを遂げました。テーマは「愛」と「恋」???相手を思いやる優しい気持ちです。
まさに「介護」も同じ!親子愛、夫婦愛、兄弟愛、友人愛???つまり「人間愛」なのです!! 全国の皆さんから寄せられた「介護短歌」を詠むと、ひしひしとその「愛」が感じられます。介護は奥深く、区切りのない作業です。光源氏も紫式部も小野小町も、今生きていれば素晴らしい「介護短歌」を詠んだことでしょう。寄せられた短歌を拝見するたび、皆さん(歌人)が平安朝の人々とだぶってきます。「愛は古くても新しい」と、気づかされます。
「気持の整理がついた」、「ようやく自分で立ち上がれた」、「今まで誰にも言えなかったことをノートに吐き出しました」。
これ全て、介護短歌を詠んだ方の言葉です。介護の日々の中で感じたこと、ほろっとしたこと、腹が立ってついこぼしたくなったこと、心の中のこと、ぜ~んぶ短歌に詠んでみませんか?
番組で訪ねる方は皆さん歌の専門家ではありません。でも心を打つ歌の多いコト、多いコト!介護に直面している方の歌にはそんな力があります。皆様の短歌、お便り、お待ちしていま~す。
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