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日语入门问答:「ご一報」の使い方

 mastereye 2012-08-28

「ご一報」の使い方

相手から「是非、ご一報だけでもお願いします。」という言い方をしますが。
自分自身から「ご一報だけでも入れさせていただきます」という表現は正しいのでしょうか?使い方などをアドバイスいただけたらと思います。

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「ご一報」を謙譲語として使うことができるか、という御質問です。
答えはイエスです。

謙譲語、つまり自分側の動作や物事に「お/ご(御)」をつけることはよくあることです。例えば、
「ご連絡します。」
「ご挨拶を申し上げる。」
「お礼に○○を差し上げます。」
「お電話を入れさせていただきます。」
などなど……。これらのように、動作や物事が向かう先のある語の場合は、その先の人物を立てるという意味で、自分の動作?物事に「お/ご」をつけて謙譲語にすることができるのです。

ただ、すべての、相手を持つ動作や動作性の名詞に使えるわけではありません。理屈を言えば、その動作?行為?物事を相手側に代わってする場合や、それらをすることが相手側の役に立つ場合、そして、あくまでも相手を高めて表現する場合です。いずれにしろ、それらの動作や物事が相手側に向かうことが必要です。
例えば「私はご出世しました。」などとはいえません。「出世」は相手側に向かう動作ではないので、「ご出世」は尊敬語を自分の動作に用いた間抜けな間違いでしかありません。
また、あなたを「お裏切りします。」ともいいません。「裏切る」という動作は相手に向かう動詞ですが、このように悪い意味(相手にとって)には使わないのが普通です。
ただし、理屈は以上ですが、慣用として行われる(あるいは行われない)言い方というものもあります。(そこが敬語の難しいところですが。)例えば、「あなたをご憎悪申し上げます。」とは言いませんが、それに近い「お恨み申し上げます。」ということはできます。

閑話休題。話がわき道にそれてしまいました。
「一報」は、動作性はありませんが、「手紙」や「電話」と同様に、向かう先を持つ名詞です。よって、「お手紙を差し上げる」ということができるように、「ご一報を差し上げる。」とか「ご一報を入れさせていただきます。」などということができるのです。

敬語に関する唯一の公的な決まりである「敬語の指針」(平成19年2月2日 文化審議会答申 全文は下記URL)の中から、この問題に関連したところをコピー貼附しておきますので、参考になさってください。


<以下参考>
【16】自分のことに「お」や「御」を付けてはいけないと習ったような気がする
が,「お待ちしています」や「御説明をしたいのですが」などと言うときに,
自分の動作なのに,「お」や「御」を付けるのは,おかしくないのだろうか。
これは,どう考えれば良いのだろうか。

【解説】自分側の動作やものごとなどにも,「お」や「御」を付けることはある。自分の
動作やものごとでも,それが<向かう先>を立てる場合であれば,謙譲語Iとして,
「(先生を)お待ちする。」「(山田さんに)御説明をしたい。」など,「お」や「御」を
付けることには全く問題がない。また「私のお菓子」など,美化語として用いる場合
もある。
「お」や「御」を自分のことに付けてはいけないのは,例えば,「私のお考え」「私
の御旅行」など,自分側の動作やものごとを立ててしまう場合である。この場合は,
結果として,自分側に尊敬語を用いてしまう誤用となる。


参考URL:http://www.bunka./1kokugo/pdf/keigo_tousin.pdf

投稿日時 - 2007-05-08 16:04:56
お礼 日本語というものはむずかしいですね。でも、このように説明していただくとすごくわかりやすいです。ありがとうございます。

投稿日時 - 2007-05-09 18:17:06

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