Google Appsへの全面移行を決めたきっかけについて宮内氏は「昨年12月にグーグル本社を訪問した際、100% Webやコラボレーションのデモを見せてもらって、いつでもどこでも業務ができると非常に強い衝撃を受けた」と説明。「大幅にコストダウンできる」点ももちろん大きな採用理由だったが、それ以上に「仕事がクリエイティブになる」点、そして「ソフトバンクはスピードでは誰にも負けないと思ってきたが、もっとスピードを上げられそう」な点を評価したという。 Google Appsの展開は、ソフトバンクテレコムで先行して4月から始まり、現在では通信3社すべてが完全移行した。iPhoneやiPad、Androidと組み合わせ、いつでもどこでもGoogle Appsで業務ができるようにしているという。なお、2006年にExchangeを導入したときには要件定義からシステム構築まで約6カ月を要したが、Google Appsの導入期間は約5週間で済んだとのこと。その要因としては、サーバーやストレージの調達?格納などが不要な点が大きかったという。
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