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(天声人语译文NO.110)進学を支えるのは誰か-谁来支持升学

 花花姑娘2016 2017-02-16

本来なら春からの新生活に、胸をふくらませるときだったろう。資格をめざして大学の推薦入試に受かったのに、お金が払えなくなり入学を取りやめた。そんな大阪府の高校生の投書が先日の声欄にあった


一般而言人们对春季新的生活充满期待。前几日心声专栏收到大阪一位高中生的投稿。虽然参加了大学推荐考试并拿到了入学资格,却因为付不起学费只能放弃。


▼「将来、私に子どもができたら同じ経験をさせたくない」との言葉がつらい。似た境遇の若者は他にもいるのではないか。日本は大学進学への支援が薄いと言われて久しい。返済のいらない給付型奨学金がようやく創設されるが、対象人数も額も十分ではない


“如果将来有了孩子,不想让他重蹈覆辙。听起来真是令人心酸。或许还有年轻人面临同样的遭遇。长久以来日本被指大学升学支持匮乏。虽然总算创立了无需偿还的补助型奖学金,但补助对象以及金额都十分有限。


▼「福祉は社会で支える考えが広がっているのに、教育は家族の責任のままだ」と教育社会学者の濱中淳子(じゅんこ)さんは言う。数年前の世論調査で「優先して税金を投入すべき分野」をたずねたところ、1位が医療?介護、2位が年金で、教育は3位だった


教育社会学者滨中淳子表示:虽然普遍认为福利是依靠社会支撑,然而教育依然还是家庭的责任。几年前的社会舆论调查中咨询税收应该优先使用的领域,结果显示首先用于医疗·看护,其次是退休金,教育却位列第三。


▼経済的に恵まれない人が大学教育を受けられるよう税金をさらに使ってもいいという人は、2割から3割しかいなかった。世論の後押しがなければ政策は動かない。「子の教育にお金をかけられる層と、それ以外の層との格差がますます広がらないか」と濱中さんは懸念する


只有两至三成的人认为税收可以进一步用于支持经济不富裕的人接受大学教育。如果没有舆论的支持,政策难以推进。滨中担心:能够承担子女教育的阶层与其他阶层的差距越来越大。


奨学金といえど後で返さなければならない貸付金が大部分で、多くは利子まで求められるのが現状である。国立大学の授業料も高くなった。学費や生活費のためバイトに明け暮れる大学生は少なくない


所谓奖学金,大部分都是后续需要偿还的贷款,甚至大多还要支付利息。国立大学的学费也上涨了,夜以继日打工来赚取学费和生活费的大学生并不少见。


消費税1%分の税収で大学授業料が全員無料になるとの試算もある。未来の社会に向けた投資を増やす。先送りをしてはならない課題であろう。


也测算过只用1%的消费税收入就能免去所有学生的学费。增加对未来社会的投资,应该是刻不容缓的课题吧。

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备注:

後押し:あとおし 支援

明け暮れる:日往夜来,埋头于

先送り:往后拖,推后


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