見渡す山の端(は) 霞ふかし 春風そよふく 空を見れば、 夕月かかりて におい淡し 田中の小路(こみち)を たどる人も、 蛙(かわず)のなくねも、かねの音も、 さながら霞める 朧月夜 瞳閉じたら 風の 星の 歌がきこえる 少しさみしそうな顔で ささいな出来事にふと胸が痛んでも あなたらしく笑っていて はるか遠くへと 抱きしめられなくても その胸に光ともしたい 変わらぬ愛をくれた 果てしない優しさを 今日もそっとそっと照らすから いつもの道と私 月と歩きながら 悲しいメロディー ただ「好き」なだけなのに 君を悲しませてしまった あの日の涙 どんなに伝えても 伝えきれない 溢れ出した言葉が届くなら 君を想い 歌いたいよ あなたを全心で見つめ返す 太陽の光を浴びて輝く 夜空の月がそうしてるみたいに 光をぶつけてくれたね ひとりきり閉ざした心こじ開け 私のすべてを受け止めてくれたんだ ![]() ![]() |
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