新潟県糸魚川市に鎮座する天津神社は、景行天皇の時代に創建されたといわれる古社。彌彦神社、居多神社と共に越後国の一宮を称しており、古くから旧糸魚川町の一の宮、押上、寺町、大町、七間町等の産土神として人々の崇敬を受けてきた。主祭神として、天津彦々火瓊々杵尊 (あまつひこひこほににぎのみこと)、天児屋根命 (あめのこやねのみこと)、太玉命 (ふとだまのみこと)の三柱を祀っている。境内社の奴奈川神社と共に式内社論社。 例年4月10日・11日に行われる春の例大祭「天津神社春大祭」の際、五穀豊穣を祈って行われる二基の神輿のぶつかり合いは勇壮なもので、「けんか祭り」として知られている。また、神輿のぶつかり合いの後に奉納される舞楽は、能生の白山神社の白山神社舞楽とともに「糸魚川・能生の舞楽」として国の重要無形民俗文化財に指定されている。 Japan web magazine’s recommend
天津神社・奴奈川神社(あまつじんじゃ・ぬながわじんじゃ) DATA
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