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【N0】【天声人语】飛行機を避ける

 渴望知识的老学生 2019-08-28

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编辑 | 张宇婷

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飛行機を避ける

拒绝飞机

米国のSF作家アイザック・アシモフは、大の飛行機嫌いで知られていた。小説の登場人物たちには宇宙旅行をさせるのに自分は空の旅を断固だんこ拒否きょひする。もともと高所恐怖症こうしょきょうふしょうで、事故も心配していたようだ

美国科幻小说作家艾萨克·阿西莫夫(Isaac Asimov)因其极其讨厌飞机而为大众所知。他让自己小说中的主人公们到宇宙中去旅行,而自己却果断拒绝空中之旅。是因为他本身有高空恐惧症,又好像是担心(乘坐飞机)发生意外。

▼毎年場所を変えて開かれる世界SF大会も、行けないことが多かったと自伝にある。科学通かがくつうの作家としては意外だが、かつては「あんな鉄のかたまりが飛ぶなんて怖い」と言う人は結構いたような気がする

在其自传中曾提及:每年在不同地方举行的世界科幻大会,也因此缺席了很多次。作为一名科学通的作家来说,这不免有些令人意外,但曾经好像有很多人都认为“这样一个大铁块飞起来,是多么恐怖啊。”

▼まったく別の理由から飛行機を敬遠けいえんする動きが、欧州に出ているようだ。先日の本紙東京本社版の夕刊ゆうかんによると、飛行機が温室効果ガスを大量に出すことが問題視され、長旅ながたび夜行列車やこうれっしゃを使う人が増えているという

实则因其他原因而对飞机敬而远之的运动,近日在欧洲发起。前几天,本报东京总社版的晚报中报道:因意识到飞机会排放出大量温室气体这一问题,长途旅行中选择夜行列车作为交通工具的人日益增多。

▼飛行機に比べ、二酸化炭素にさんかたんそ排出量はいしゅつりょうが31分の1ですむ。そんな試算しさんもあり、スイス国鉄などは国境こっきょうをまたぐ夜行の数を増やす計画けいかくだ。「飛ぶのははじ」という新語しんごもスウェーデンやフランスで生まれているというから、一種の流行になっているか

二者相比,夜行列车的二氧化碳排放量仅为飞机的1/31。因有此演算,瑞士国家铁路等制定出增加跨国夜行列车数量的计划。“飞行是令人羞愧之事”这一新词自瑞典和法国诞生以来,大概已经成为了一种流行吧。

▼地球温暖化対策は未来のための取り組み。そんなことを言っていられないような異常いじょうな暑さが、日本でも欧州でも続いている。問題は深刻だが、手立てだての一つが鉄道の旅と聞けば楽しくもなる。日本列島から消えた数々の夜行列車も復活ふっかつしてもらえないものか

应对温室效应,实则是为未来而努力。而如今不得不提及的异常酷暑正在日本及欧洲各地持续。问题虽有些严峻,但听到(应对温室效应竟还有)铁路旅行这一方法时,不禁变得愉悦起来。从日本列岛上消失的各式夜行列车怎么能不重新焕发其活力呢?

遠出とおでを控えたアシモフだが、やがて船の長旅を楽しむようになった。船上の食事を味わい、詩をしたためた。日本の列車に置き換えるなら、駅弁えきべんを食べ、俳句はいくでもひねる。やや退屈な時間は贅沢(ぜいたく)な時間でもある。

即便是不怎么远行的阿西莫夫,最后也还是尽情享受着游船长途旅行之趣。在船上品尝美味,吟作诗词。将船换成日本列车的话,那就是吃着列车便当,揣摩俳句了。稍显无趣的时光啊,竟也是那般奢侈可贵。

【天声単語】

断固(だんこ)物事を固い決意をもって行うさま。

意外(いがい)思いがけないこと。予想外

敬遠(けいえん)表面はうやまうような態度をして、実際は疎んじて親しくしないこと。また、意識して人や物事を避けること。

試算(しさん)だいたいの見当をつけるため、計算してみること。ためしに行う計算

取り組み(とりくみ)とりくむこと。相手となること。物事にあたること

手立て(てだて)何かを成功させるための具体的な方法。

【背景资料】

★飛び恥:飛行機より環境負荷の少ない鉄道での移動を呼びかける運動。「Flygskam」というスウェーデン語の邦訳。国内での移動などに飛行機ではなく鉄道を利用することで温室効果ガスの排出量を削減し、地球温暖化を防ぐことを目的としている。同国の環境活動家グレタ・トゥーンベリが2018年に提唱し、欧州や米国で広がりを見せている。

★7月21日に放送されたNHKニュース「おはよう日本」では、ヨーロッパで広がってるという「飛び恥」(flygskam)という運動について特集され話題になっています。簡単に言うと、旅行などで移動する際に、環境負荷の大きい飛行機での移動を避け、鉄道を利用しようとする運動である。「飛行の恥」「飛行機は恥ずかしい」といったニュアンスだろうか。スウェーデンの16歳少女が始めた運動が広がり、大きな影響を及ぼすようになっているようだ。なお「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」とは全く関係ない。

番組によれば、

EUの試算では、飛行機の温室効果ガス排出は鉄道の20倍で、環境への負担が大きい

・運動のきっかけは、グレタ・トゥーンベリさんというスウェーデンの16歳少女。毎週金曜日に議会前で温暖化対策を訴え、ノーベル平和賞にもノミネート

・スウェーデンでは、若者を中心に飛行機の代わりに鉄道を使う動きが広がる

・鉄道のチケット購入等の手続きは国ごとに違うため、SNS上では情報交換が活発に行われているという

・運動はヨーロッパ中に広がっている。あるフランスの女子大学生は、以前留学していた日本に、鉄道で行く計画を立てている

・フランス政府は、来年から同国を出発するすべての飛行機に環境課税を実施する方針。その税収(約220億円)は鉄道などの整備に使われる

・バカンスに向かう人達のなかには、飛行機ではなくあえて鉄道を選ぶ人も多いとのこと

・なおフランス政府の方針に航空会社は反発する一方、エンジンの改良などで温室効果ガス削減に取り組んでいる

来源:朝日新闻

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