老害 「老害」という言葉は、日本でここ何年か急激に広まった言葉だ。「老害」とは、主に若者がマナーの悪い老人や、的外れな説教をするお年寄を揶揄していう言葉だ。「老害」がよく使われるようになったことと、 日本が高齢化社会になってきたことは、大いに関係がある。 今や人口の4分の1以上が65歳以上になり、絶対数が増えたことによって、 いわゆる「マナーの悪い老人」も目に付くようになった。今のお年寄り世代は現役の時に日本の高度経済成長を体験しており、好景気がとっくに終わった中でのやりくりに苦しむ、今の現役世代との感覚のズレも問題だ。老人世代の感覚で物事を捉えても、今の世の中では通用しない。そのことに無自覚なお年寄りが「老害」と呼ばれてしまうようになる。中国は直近の20年間、大変に景気が良かった。そしてこれから、日本と同じ高齢化社会に突入する。とても日本の状況に似ているように思う。中国はお年寄りを大切にする文化が日本より強いので、「老害」などという言葉が流行する可能性は低いのかもしれないが、日本と似たような、老人と若者の分断が起こるんじゃないかと密かに心配している。これから老人になる今の現役世代は、「老害」などと呼ばれないように注意したいものだ。「老害」主要是年轻人嘲笑有不好习惯的老年人啊,喜欢不中肯说教的年长者的词语。被经常使用「老害」这个词与日本变得高龄化有很大关系。现在日本65岁以上占人口的1/4,老年人数绝对值会增加,看到所谓的“有不好习惯的老年人”频率也增加了。现在的老年人一代现役的时候体验了日本经济快速增长。感觉这样的老年人与在好景气早已结束的情况下苦于筹划的现代年轻人产生分歧也是问题。老年一代的感觉要抓住事物,在现在的社会行不通。这样没察觉的老年人就会被叫做「老害」。中国近20年间,经济繁荣昌盛。而且,与日本同样进入高龄化社会。我想与日本的状况非常相似。因为中国的老年人文化比起日本更强烈,虽然「老害」这样的词语流行起来可能性不高,与日本相似,担心老年人和年轻人关系悄悄分裂。从现在开始,会变成老年人的现在的年轻人,注意以后自己不要被叫成「老害」吧。1.マナー(manner):态度,习惯。 2.揶揄(やゆ):嘲笑,奚落。 3.目に付く(めにつく):突出,显眼,引人注目。 4.とっくに:很早;已经。 5.やりくり:安排,筹划。 6.ズレ:分歧,不一致。 7.密かに(ひそかに):悄悄行事。
|