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窓際のトットちゃん(6)【日汉+音频】

 日知窗 2020-10-05

备注:

红色翻译为网上查的,译者不明(见谅)

原翻译有很多值得借鉴之处,在此表示感谢。
蓝色字体为本人修改,有些只是变化了说法,仅供参考。

窓際のトットちゃん(6)

作者:黒柳徹子

ママは、(この子は、いま何を考えているのだろうか)と思った。(うすうす、退学のこと、気がついていたんだろうか……)

妈妈心想:这孩子现在在想些什么呢?难道说她已经隐隐约约意识到退学的事了吗?……

 次の瞬間、トットちゃんは、ママの腕の中に、とびこんで来て、いった。
 「ねえ、今度の学校に、いいチンドン屋さん、来るかな?」

就在这时,小豆豆突然扑进妈妈的怀里,问道:

“妈妈,这次去的学校,会不会有好的化装广告宣传员(卖货郎)来呀?”

 とにかく、そんなわけで、トットちゃんとママは、新しい学校にむかって、歩いているのだった。

总之,由于上面那些缘故,小豆豆和妈妈现在正朝着一所新学校走去。

学校の門が、はっきり見えるところまで来て、トットちゃんは、立ち止まった。

当新学校的大门清晰地呈现在母女俩面前的时候,小豆豆站住了。

なぜなら、この間まで行っていた学校の門は、立派なコンクリートみたいな柱で、学校の名前も、大きく書いてあった。

因为她以前上学的那所学校的大门有致的混凝土柱子,校名也写得很大。

ところが、この新しい学校の門ときたら、低い木で、しかも葉っぱが生えていた。

而这所新学校的门柱却是两棵挂着树叶的小树。

「地面から生えてる門ね」

 と、トットちゃんはママにいった。そうして、こう、つけ加えた。

“是从地底下长出来的门哩!”小豆豆朝妈妈说,接着又补充了一句:

「きっと、どんどん生えて、今に電信柱より高くなるわ」

 “它一定长得很快,马上就能超过电线杆子呢!”

 たしかに、その二本の門は、根っこのある木だった。

的确,这两根门柱是带根的活树。

トットちゃんは、門に近づくと、いきなり顔を、ななめにした。

小豆豆刚走进门口,又突然歪起了小脑袋。

なぜかといえば、門にぶらさげてある学校の名前を書いた札が、風に吹かれたのか、ななめになっていたからだった。

怎么回事呢?原来写着校名的牌子大约是被风刮的,歪歪斜斜地挂在“门”上。

「トモエがくえん」

 トットちゃんは、顔をななめにしたまま、表札を読みあげた。

“巴学园。”

小豆豆仍旧歪着脑袋,口里念着牌子上的校名。

そして、ママに、

「トモエって、なあに?」

 と聞こうとしたときだった。

トットちゃんの目の端に、夢としか思えないものが見えたのだった。

她正想问妈妈“巴”是什么意思,眼角里又映进了一样意想不到的东西。

トットちゃんは、身をかがめると、門の植えこみの、すき間に頭をつっこんで、門の中をのぞいてみた。どうしよう、見えたんだけど!

小豆豆弯下腰,把头钻进门口的树墙缝里,朝院内仔细瞧去。小豆豆犹豫了,眼前出现的景象使她大为吃惊:

「ママ!あれ、本当の電車?校庭に並んでるの」

 それは、走っていない、本当の電車が六台、教室用に、置かれてあるのだった。

“妈妈,那是真电车吗?怎么摆到学校里来啦?”

校园里确实摆着六辆名副其实的电车,都不能开了,是当教室用的。

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