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【经典世界童话】兎の尻尾 (アメリカの昔話)

 日知窗 2020-10-05

兎の尻尾

(アメリカの昔

昔々むかしむかしうさぎいました。

「これから一緒いっしょに、バターつくってみないか?」「いいね。よし、一緒いっしょにバターをつくろう」 

それで早速さっそくうしたちからたくさんのミルクをもらってきました。 

そしてそれをつぼにいれ、ぐるぐるかきまわしてかためると、バタばたーの出来上できあがりです。

「さあ、早速さっそくこれをべてみよう」うさぎがそううと、おおかみくびよこました。

「いやいや、これはさむふゆがきてものすくなくなるときまで、大事だいじにしまっておこう」 

そこでバターをいっぱいれたつぼを、もりなかめておくことにしました。「こうしておいて、きみもぼくもふゆになるまで、もりなかのこのみちとおらないと約束やくそくをしておこう」「うん、そうしよう」うさぎおおかみは、約束やくそくしました。 

ところがいしんぼううさぎは、そのバターをべてみたくてたまりません。「ああ、ふゆまでれないなあ。バターがべたいなー。・・・そうだ。おおかみくんには内緒ないしょで、ほんのちょっぴりめてみよう」 

それで自分じぶんだけ、そっともりなかはいってってつぼし、なかのバターをすこべました。 

さあ、そのバターの美味おいしいこと。つぎになると、またべたくなったので、「もう、ちょっぴりだけ」と、またもりはいっていきました。 

そしてうさぎ大急おおいそぎでもりなかからかけだしてくるところを、おおかみつけたのです。うさぎくん。もりみちは、とおらないと約束やくそくだよ」「ああ、その、それがね。じつは、もりこうにいる姉さんが、可愛かわいおとこあかぼうんだとらせをきいたので、はやにいきたくて、ついあのみちとおったのさ」「ふーん。それならいいけど」 

ところがつぎもまた、おおかみもりみちをかけていくうさぎかけましたので、うさぎくん。今日きょう約束やくそくやぶったね」「ああ、ごめんごめん。おねえさんがね、今度こんど可愛かわいおんなんだとうので、にいったのさ」「ふーん。それならいいけど」 

そして二日経ふつかたってまた、もりからてきたうさぎおおかみつけました。

おいおい、また約束やくそくやぶったな!」

「あっ、ごめん、おねえさんがね、可愛かわいさんばんめのあかぼうんだのをにいったのさ」

毎日毎日まいにちまいにちあかぼうまれるものか。本当ほんとうは、あのバターをべにっていたんだろう」

うそじゃないよ。本当ほんとうあかぼうまれたんだ」

「よしそれなら、これから一緒いっしょもりなか調しらべにいこう」おおかみはそうって、うさぎもりっていきました。 

そして、めてあったバターのつぼして、ふたけようとしたので、うさぎあわてて、「あいたた! おなかいたくなった!」と、って、パタパタげていきました。

おおかみふたをとってみますと、つぼなかはすっかりからっぽになっていました。「やっぱりだ! あのうそつきうさぎめ!」おこったおおかみは、うさぎいかけました。

そのときです。「ああ、たすけてーぇ!」と、さけこえがします。おおかみこえのするほうへきますと、草叢くさむらの中で兎がバタバタあばれていました。 

あんまりあわててげたので、うっかり人間にんげんつくったわなにかかってしまったのです。わなあしはさまれたうさぎは、一生懸命叫いっしょうけんめいさけびました。

たすけておくれよ! おおかみくん!」

「いや、きみのようなうそつきは、もうぼくのともだちじゃないよ」

「ああ、どうかゆるしておくれ。もう二度にどとあんなことはしないから」

本当ほんとうだね」

本当ほんとうだとも」うさぎいてあやまったので、おおかみうさぎわなからたすけてやりました。 

でも、この時尻尾ときしっぽだけがわなられてしまったのです。 

そのときからうさぎ尻尾しっぽは、いまのようにみじかくなったのです。

バター名) 黄油。

ぐるぐる (副)滴溜溜地(转),团团转。

かき回(まわ)す (他五) 搅拌。

首を横に振る (用句) 摇头。

食(く)いしん坊(ぼう)(名) 贪吃鬼。

待(ま)ち切(き)れない (连语)等不及。

内緒(ないしょ) (名)秘密,不告诉(别人)。

ちょっぴり (副)一点;有点。

つい (副)不知不觉(地)。

約束(やくそく)を破(やぶ)る (用句) 爽约,毁约。

おいおい (感)喂喂。

パタパタ (副)叭哒叭哒。

空(から)っぽ (形动)空。

草叢(くさむら)(名) 草丛。

バタバタ (副) 慌张。

暴(あば)れる (自下一) 乱闹。

うっかり (サ変)不注意,不留神。

罠(わな)にかかる (用句) 上了圈套。

謝(あやま)る (他五) 道歉。

兔子的尾巴

(美国故事)

从前有一只兔子和一只狼。一天兔子对狼说:

“我们一起来做奶酪吧。”

狼点头答应道:“好啊,那就一起做吧。”

于是两个人先向奶牛要了很多牛奶,然后把牛奶装到罐子里。骨碌骨碌地搅拌均匀后,等到凝固了,奶酪就做好了。

“来,咱们尝尝吧。”

兔子建议说,可是狼却摇摇头,说:

“不行,不行,咱们要把它保存到缺少食物的冬天吃。”

然后两个人把装满奶酪的桶,埋进了森林里。

“先把它放在这里,我们说好了,在冬天来临之前我们俩谁也不准到森林里来。”

“好吧。”

兔子和狼两个约好了。

但是,馋嘴的兔子想吃奶酪馋得不得了,

“啊,等不到冬天了,太想吃了。对了,我不告诉狼,就尝一点点。”

于是,兔子就偷偷地独自跑到森林里,挖出奶酪桶,偷吃了一点。

奶酪实在是太好吃了。

第二天,兔子忍不住又想偷吃了,

“不要紧,只吃一点点。”

兔子这样想着,又来到了森林里。

可是,当它匆匆忙忙从森林里跑出来的时候,被狼发现了。

“小兔子,我们不是说好了谁也不准到森林里来吗?”

“啊,是这样的,我姐姐住在森林的对面,我听说它生了一个可爱的小男孩,很想早一点儿看望一下,就抄了这条近路。”

“噢,要是这样的话我就不说什么了。”

可是,第二天狼又发现了从森林里出来的兔子。

“小兔子,你今天又不守约了?”

“啊,不好意思,我姐姐这次又生了一个可爱的小女孩,我又去看望了。”

“噢,那就算了。”

可是过了两天,狼又发现了兔子从森林里出来。

“喂,喂,你怎么又不遵守约定了呢?”

“啊,实在不好意思,姐姐生了第三个可爱的孩子。”

“怎么可能每天都生小孩呢?你一定是去偷吃奶酪了吧?”

“真的,我没骗你,真是生了孩子。”

“那好,我们这就到森林里去检查一下。”

说着,狼就把兔子拽进了森林里。

然后挖出了奶酪桶,狼刚要打开盖子,兔子就慌张地说:

“啊,疼,我肚子好疼啊。”

说着匆匆忙忙溜走了。

狼打开桶一看,奶酪桶已经空空如也了。

“果然是被它偷吃了,这只撒谎的兔子。”

狼非常生气,跑去追赶兔子。

就在这时,传来了凄惨的求救声:

“救命啊,救命啊。”

狼顺着声音跑过去一看,兔子正在草丛里挣扎呢。

原来兔子匆忙中不小心踩上了人下好的夹子,被夹住了腿,正在拼命呼喊哪。

“狼先生,你快救救我吧。”

“我才不呢,我不想和撒谎的人做朋友。”

“请你原谅我吧,我再也不那么做了。”

“你说话算数?”

“真的。”

兔子哭着向狼赔礼道歉,狼就把兔子从夹子救了下来。

可是,兔子的尾巴却被夹断了。

从那以后,兔子尾巴就变得像现在这样短。

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