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「イソップ物語」山羊の番人と野生の山羊

 日知窗 2020-10-05

番人(ばんにん):看守;值班人。

あくる:下,第二。

大嵐(おおあらし):大风暴。

干(ほ)し草(ぐさ):干草。

一握(ひとにぎ)り:一把;一小撮。

ちょっぴり:一点;有点。

たっぷり:足够。

手(て)なずける:驯服,使归服。

いっせいに:一齐。同时。

見捨(みす)てる:弃而不顾;背离。

恩知(おんし)らず:不感恩,忘恩负意。

振(ふ)り向(む)く:回头。

紛(まぎ)れ込(こ)む:混进。

蔑(ないがし)ろ:轻视,不放在眼里。

差(さ)し置(お)く:忽视,不理睬。

ちやほや:奉承。

2  牧羊人与野山羊

    牧羊人把山羊从岩洞里带出去,让它们吃草,不知从哪儿来了几只野山羊,开始和这些山羊一起吃草。

    傍晚,牧羊人把山羊带回来的时候,不只把自己的山羊,连同野山羊也一起带回家了。

    第二天,来了暴风雨。

    因为不能让山羊去原野吃草,只好在岩洞里给山羊吃干草。

    分干草的时候,他只给自己的每头山羊仅仅一把草。

    仅限于不至饿死,非常少的一点点。

    相反,他却给野山羊很多干草。

    那是因为他想靠这种方法把它们驯服。

  暴风雨停后,牧羊人把所有的山羊都带到了草地。

 于是,那些野山羊全都一起向山里逃跑了。

  牧羊人冲着逃跑的山羊大喊:哎,你们太过分了!我对你们那么好。你们竟然不顾我逃走了,真是忘恩负义。

  野山羊回过头来说:正因为你对我们太好了,才无法相信你。因为你对我们这些刚来的比你以前一直饲养的山羊还好。由此可见,今后再有其他的野山羊混进来,一定会轮到我们被忽视。

 这故事告诉我们:不能接受那些抛开老朋友不管,对刚结交的朋友很重视的人的友谊。

和这种人即使成为朋友,过了一段时间,他也会另交朋友,只重视新朋友。

2山羊の番人と野生の山羊

山羊の番人が岩穴から山羊を連れだして、草を食べさせていますと、どこからか野生の山羊が何匹かやってきて、一緒に草を食べ始めました。
 日が暮れて、岩穴ヘ山羊を連れ戻す時、番人は自分の山羊だけでなく、野生の山羊も全部連れて帰りました。
 あくる日は、大嵐になりました。
 野原の草を食べさせに行くことが出来ないので、番人は岩穴の中で干し草を山羊にやることにしました。
 番人は干し草を分けてやるのに、自分の山羊には、ほんの一握りずつしかやりませんでした。
 飢え死にしないで済むだけの、ほんとうにちょっぴりです。
 そして野生の山羊には、反対に干し草をたっぷりやりました。
 こうやって、手なずけてやろうと思ったからです。
 嵐が止むと、番人は全部の山羊を野原に連れていきました。
 すると野生の山羊たちは、いっせいに山のほうへ逃げだしました。
 「おーい、お前たちはひどいぞ。おれを見捨てて逃げるなんて恩知らずだぞ。あんなに大切にしてやったのに」
 と、番人は逃げていく野生の山羊に向かって叫びました。
 野生の山羊たちは振り向いて、こう答えました。
 「あんまり大事にするから、信用出来なかったんだよ。会ったばかりのおれたちを、元からいたあんたの山羊よりも大事にするところを見ると、いつかまた新しい山羊が紛れ込んでくれば、今度はおれたちが蔑ろにされるに決まっているもの」
 このお話しは、古くからの友達をさしおいて、知りあったばかりの友達をちやほやするような人の友情は、受け入れてはならないと教えています。
 こんな人と友達になっても、しばらく経ってば、また別の友達を作って、そちらばかり大事にするでしょうからね。

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