楊枝メーカーにまでききに行く
ここまでくると次のような疑問が浮かぶ。このような彫り物の形式、「頭」「肩」「足」といった形は、特に決まりはあるのか?また、この彫り物自体の目的は何か?昔からうわさで聞いているように、クビレでぺキッと折って箸置きのように使うのか?
上記の「やなぎ楊枝」の製造元、やなぎプロダクツさんにうかがってお話を聞いた。ちなみにこちらでは、上記「フレーバー付き楊枝」も製造されている、ユニークなメーカーさんだ。
「まず由来ですが、とある楊枝会社の社長さんがデザインした、と聞いてます。モデルはやはり『こけし』だとかで、それがずっと採用されてきてるんですね。楊枝の会社は大阪の河内長野が本場で、5件あって5件とも微妙に模様が違ってたので、見る人が見ればどこの会社の楊枝か判断できたもんです。」
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