日本で昔から食べると縁起がよくなる、 と言われている食べ物をまとめてみました。 正月での縁起物としておせち料理にも、 良く登場するものが多いですね^^ 鯛(たい)???「めでたい」とタイとかけたことが、 縁起物の食べ物となった由来です。 完全に語呂合わせですね^^; 昆布巻???昆布は、「よろこぶ」(喜ぶ)の 言葉とかけていることが縁起物の由来になっています。 栄養価も高く、健康や長寿を願います。 また、見た目が巻物に似ていることから、学問を 象徴する意味を持つといわれています。 海老(えび)???背中が曲がっている ことや、まるで髭(ひげ)が 生えているような見かけから、 長寿の象徴として縁起物と されています。 また、エビは脱皮することから、出世などを 願う食べ物とされています。 数の子???鰊(ニシン)の卵で、 見た目通り、卵の数が多いことから 子孫繁栄を願った縁起物として 食べられている由来です。 黒豆???黒く日焼けするまでマメに働く等の語呂合わせから 無病息災、長寿を願った、という由来がある食べ物で、 中国の道教では”黒”は魔よけの色とされています。 また、黒豆は、おせち料理には欠かせない食べ物で、 祝い肴三種の一つです。(関東?関西) たたきごぼう(酢ごぼう)???地中にしっかり根を張るごぼうは、 豊作を意味します。細い見た目から、瑞鳥(ずいちょう)=めでたい ことの起こる前兆とされる鳥(鶴や鳳凰などを指す)を表し、 縁起の良い食べ物です。関西では祝い肴三種の一つです。 ごまめ(田作り)???田畑の肥料として、 鰯(いわし)を使ったところ、5万俵の米がとれた、 というのが由来のようです。5万米=ごまめ。 ごまめは、カタクチイワシの幼魚を使って作ります。 豊作を祈った料理です。関東では祝い肴3種の一つ。 関西でも、よくおせちに出てきます。 紅白蒲鉾(かまぼこ)???かまぼこは、その見た目から日の出の 形に似ていること、赤色は魔よけ、白色は清浄を意味していることが 由来して、縁起の良い食べ物といわれています。元旦には欠かせない 料理ですね^^ 小肌粟漬(こはだあわづけ)???小肌は、成長するにつれ、呼び名が 変わる出世魚(シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロ)。 将来の出世を願って食べられる縁起物の食べ物です。 栗きんとん???見た目の黄色が黄金色に輝く金銀財宝? 宝のように見えることが由来。豊かな一年になるように、 との願いから縁起のよい食べ物といわれています。 また、栗自体も古来より保存用の食品としても重宝されており、 皮のまま干して、臼(うす)で搗(か)ち割り、渋皮等を取り除いた ものを搗栗(かちぐり)と呼んでいました。”搗ち”と、”勝ち”が通じる ことから、勝栗(かちぐり)、勝軍利(かちぐり)と言われ、 勝利の祝い、正月の祝儀に用いられ、非常に縁起の良い食べ物です。 干し鮑(ほしあわび)???あわびは、長寿を願う縁起物ですね^^ 古来、アワビは朝廷(今で言う政府)への献上物で、 生もののため、輸送する際に傷まないように、干しあわびとしていました。 干しアワビとすることで長期で保存が可能になりましたが、 乾燥し非常に硬いため、あわびを平らにするために伸ばして柔らかくして酒の肴にしていました。 あわびを長く伸す(熨す:のす と読む)=永く延ばす=長生き、長寿と転じて、 縁起の良い食べ物となった形です。 ちなみに、お祝い金や、贈答品を包む時に 熨斗(のし、細長い6角形の飾り物)が包装についてたり、 印刷されてたりしますが、あれも実はもともと、 熨斗鮑(のしあわび)といって、そもそも、干しあわびを表しています。 お正月の料理の中には、ちょっと苦手な食べ物がある方も いるかもしれませんが、縁起物である由来を聞くと、 食べたくなってしまうかもしれませんね!(笑) |
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