音楽学部?音楽研究科概要音楽学部?音楽研究科の沿革 音楽学部は、文部省音楽取調掛(明治12年~20年)から東京音楽学校(明治20年~昭和24年)を経て東京藝術大学音楽学部(昭和24年~現在)に至る120年の歴史をもつ、国立大学で唯一の音楽を専門とする学部である。西洋音楽に留まらず、東京音楽学校の時代から邦楽科が設置されている点も大きな特徴となっている。大学発足後も時代の変化と要請に対応すべく、平成9年には作曲科に電子音楽コースの設置、平成11年には古楽専攻及び一般教育等改組に伴う言語芸術講座の設置、また平成14年には音楽環境創造科の設置など、様々な改革をおこなっている。 明治23年創建のコンサートホールである旧奏楽堂が老朽化等のため昭和59年に解体されて以来、学内での演奏会は練習ホールでおこなわれていたが、平成10年には新奏楽堂を開館した。この奏楽堂はパイプオルガンを備え、可動式天井により音響効果を調整できるコンサートホールである。演奏藝術センター(平成9年設置)と連携して多彩な演奏会や公開試験を実施し、音楽学部?大学院音楽研究科の教育研究成果を社会に発信する拠点となっている。 教育目的○音楽学部
○音楽研究科
研究目的 東京藝術大学音楽学部?音楽研究科は、前身である文部省音楽取調掛?東京音楽学校の創設から120 年を越える歴史を有し、その間、 すぐれた音楽家?研究者を輩出しつづけ、我が国の音楽文化の発展に主導的な役割をはたしてきた。この間、先進性と独自性をそなえた創作?演奏?研究活動の伝統を次世代に継承するとともに、各時代の音楽文化に要請された課題につねに先駆的に取り組んできた実績も、国内外の高い評価をうけてきた。
以上のように、本学部?研究科では、音楽という芸術領域において個人的にも組織的にもきわめて多様な活動を展開し、その成果は演奏会や学会のみならず学内外での活発な実践等を通じて広く社会に発信され、現代日本の音楽文化の発展に資するものとなっている。 |
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