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「C2C」って何?~ゴミを出さないモノづくり:時事ドットコム

 竺宝宝雅欣 2018-05-07

 欧米で流行の兆しを見せる、「C2C」と言葉をご存じだろうか。C2Cは、「Cradle to Grave(揺りかごから墓場まで)」をもじった、「Cradle to Cradle(揺りかごから揺りかごへ)」の略称。揺りかご(地球)から得た貴重な資源をゴミとして廃棄場(墓場)へ捨ててしまうのではなく、「ゴミ=資源」と考え、完全循環を目指す新たなモノづくりの考え方だ。

 C2Cのグローバル環境認証制度が既に整備され、フィリップスや米国郵政公社(USPS)、ナイキ、ボルボ、トリンプといった国際企業や機関が採用したという。

 C2C提唱者の一人、マイケル・ブラウンガード博士がこのほどドイツから来日し、セミナーが10月4日に都内で開催された。ビジネス新潮流のC2Cを理解すべく、取材を試みた。

(時事通信社記者 新井佳文)

 原材料を継続的に再利用して原材料価値を最大化させるための、モノづくりの設計・製造・プロセスに関する理念―。少々ややこしいが、C2Cを教科書的に定義するとこうなる。

 これまでも多くの環境経営用語が生み出されてきたが、概して「less bad(比較的悪くない)」なものを選ぶ消極的姿勢だった。リサイクルやリユースと言っても、実態は品質が悪化していくダウングレードで、廃棄場行きを遅らせるのがやっとだった。

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