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間違いがちな「電話での敬語」

 日知窗 2020-10-05

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※※※※※※※※

電話での敬語

場面電話を受ける時の第一声は

【悪い例】

もしもし、佐倉商事です

【良い例】

はい、佐倉商事でございます

ポイント解説

ビジネスで「もしもし」は使わない。「こちら○○会社でございます」と「こちら」をつけるとより丁寧になる

場面朝、電話を受ける時

【悪い例】

はい、麻生です。

【良い例】

おはようございます
麻生でございます。

ポイント解説

朝の第一声は、「おはようございます」と応対しよう。相手も気持ちがいいものだ

場面忙しい時に電話がかかってきた場合

【悪い例】

今忙しいので、後で電話します

【良い例】

ただいま手が離せませんので、のちほどこちらからお電話いたします

ポイント解説

忙しいのはこちらの勝手な状況なので、相手に対しては謙虚な気持ちと心づかいを忘れずに

場面とりつぎで相手を待たせた時

【悪い例】

どうも、すみません

【良い例】

大変お待たせしました

ポイント解説

少ししか待たせていなくても、待っている人には長く感じるものなので、待たせてしまって申し訳ない気持ちを伝える

場面社内の取り次ぐ相手に電話させたい時

【悪い例】

では、こちらからお電話させます

【良い例】

戻りましたら、こちらからお電話差し上げます

ポイント解説

電話させることに違いはないが、「お電話差し上げる」のほうが、より好印象を与える

場面連絡方法を相手に選んでもらいたい時

【悪い例】

どうしましょうか?

【良い例】

いかがいたしましょうか?

ポイント解説

相手に選択肢を示して、「どれにしますか」と言う時は、「いかがいたしましょうか」を使う

場面相手に電話番号やメールアドレスを伝える時

【悪い例】

では、いいですか?

【良い例】

メモのご用意はよろしいでしょうか?

ポイント解説

相手に電話番号やメールアドレスなどを伝える時は、用意ができているかどうか聞こう

場面FAXは届いているか聞かれる時

【悪い例】

いま見てきますので、少々まってください

【良い例】

ただいま確認してまいりますので、
少々お待ちいただけますか?

ポイント解説

「確認してくる」は「確認して参る」という謙譲表現にする。相手に待ってもらう時は、必ず確認をとろう

場面明日以降折り返すよう伝言を頼まれる

【悪い例】

分かりました。では明日以降に電話するように言っておきます

【良い例】

承知しました。明日以降、お電話するよう申し伝えます

ポイント解説

理解したことを伝えるには「承知しました」が丁寧な言い方。「言っておきます」は「申し伝えます」という言い方をぜひ覚えておきたい

場面相手の名前を確認する時

【悪い例】

すみませんが、もう一度名前を教えてもらえますか?

【良い例】

恐れ入りますが、もう一度お名前をお聞かせいただけますでしょうか?

ポイント解説

手間をとらせた時は「恐れ入りますが」の一言を添えよう

場面伝言を頼まれた時

【悪い例】

分かりました。では失礼します

【良い例】

わたしく、村上が承りました。失礼いたします

ポイント解説

相手から「お名前は?」と聞かれる前に自分から名乗っておこう。しっかりした会社であることを印象付けることができる

※※※※※※※※

場面メールで内容の確認を促したい時

【悪い例】

下記について、確認お願いします

【良い例】

恐縮ですが、下記について、ぜひご確認いただきますようお願いいたします

ポイント解説

メールの場合は、口頭に比べて、ストレートな表現が強い口調に取られがち。お願いごとをする時にはより丁寧な表現を使うように心がけよう

場面メールの内容を確認したい時

【悪い例】

先日のメールは拝見していただけましたでしょうか

【良い例】

先日のメールはご覧いただけましたでしょうか

ポイント解説

「拝見する」は「見る」の謙譲語なので、相手の行動には尊敬語の「ご覧になる」を用いよう

場面通常、電話すべきところをメールで済ませたい時

【悪い例】

(何も書かない)

【良い例】

メールにて恐縮です

ポイント解説

伝達手段にどのツールを使うべきかは、ケースバイケースだが、メールは電話に比べて、相手の手をわずらわせることなく伝えられるメリットがある。状況に合わせた言葉を選ぼう

場面メールの返信がほしい時

【悪い例】

返事を下さい

【良い例】

ご返信いただければ幸いです

ポイント解説

「ください」という言いきりの表現は丁寧な命令形ともいえる。「~していただければ幸い」という言葉づかいのほうが相手に与える印象が柔らかくなる

場面メールを確認したことを知らせる時

【悪い例】

メールを拝見させていただきました

【良い例】

メールを拝見いたしました

ポイント解説

「拝見させていただく」は二重敬語となり、やってしまいがちな間違い

場面宛名に

【悪い例】

トヨタ自動車株式会社御中 牛田様

【良い例】

トヨタ自動車株式会社 牛田様

ポイント解説

「御中」と「様」は重複させないこと。会社名と名前を併記する時には名前の後に「様」をつける

場面メールの文頭

【悪い例】

こんにちは

【良い例】

お世話になっております

ポイント解説

「こんにちは」「こんばんは」「おはよう」は相手がいつ読むか分からないメールには用いないのが原則

場面メールの語尾

【悪い例】

明日また連絡いたします

【良い例】

明日(15日)またご連絡いたします

ポイント解説

メールは相手がいつ読むか分からないので、日付を入れるとより丁寧になる

場面面接のアポイントをとった時

【悪い例】

520日に本社に行かせていただきます

【良い例】

520日に本社にお伺いいたします

ポイント解説

「行く」の謙譲語は「伺う」、または「参る」を用いる

場面面接について確定した時

【悪い例】

了解しました

【良い例】

承知しました

ポイント解説

「了解」は事務的な表現。謙虚な姿勢を表す時には、「承知しました」を使おう

場面面接日について提案された時

【悪い例】

9日で大丈夫です

【良い例】

9日で進めていただければ幸いです

ポイント解説

大丈夫という表現には、仕方なくOK,何とかOKというニュアンスがあり、目上の方に対しては、好ましい表現ではない。問題がないことをはっきり伝えたうえで表現を工夫しよう

場面宛名に

【悪い例】

ご担当各位様

【良い例】

ご担当各位

ポイント解説

各位には「みな様」の意味があるので、「ご担当各位」だけで十分

※※※※※※※※※※※※

電話対応で必須のビジネスマナー15

昔からビジネスシーンにおいて電話対応は、会社全体の印象を左右するほど重要なものといわれています。

会社には、毎日本当に色々な用件で電話がかかってきます。大きな商談のチャンスなのか、重大なクレームなのか、あるいは、ただの売り込みなのか。用件は電話に出るまで誰にもわかりません。

しかし、その時たまたま電話に出た社員の対応次第で、会社の印象はプラスにもマイナスにも変わってしまいます。そして、顔が見えない状況でのコミュニケーションだからこそ、言葉遣いや作法といったビジネスマナーの基本ができているかどうかが重要となるのです。

本日は、電話対応に関する基本的なビジネスマナーを紹介したいと思います。

以下、電話対応についておさえておきたい15の事項を説明しています。できていること・できていないこと、どれも基本的なことばかりですのでぜひチェックしてみてください。

1. 電話が鳴ったら、メモを手元にすぐに出る

電話はお待たせしないことが最優先。「電話は誰かが取ってくれるもの」と思わず、積極的に取る姿勢が大事です。他の業務をしている途中であっても、基本的には電話を優先させてください。また、手元にメモと筆記用具を忘れないようにしてください。

2. 3コール以上なら「お待たせいたしました。」

“三鈴は職場の恥”という言葉もあるように、ビジネスではまず迅速に電話に出ることが求められます。1コールで出るように社員教育を徹底している企業も多いですが、どんな業種であっても2コール以内に電話にでることを基本と考えましょう。

3コール以降になってしまった場合は、「お待たせいたしました。」の一言を添えるのを忘れないようにしてください。

2コールでも3コールでも時間的な違いはないのですが、相手も「会社の電話は2コール以内に出る」というビジネスマナーを共通認識として持っています。そのため、その一言のお詫びが無いことで「社員教育が甘い」「仕事がいい加減」という印象がついてしまう可能性があるのです。マナー違反に対するお詫び、という感覚を持つことは大切です。

3. 「もしもし」はNG

電話にでたときの第一声は「お電話ありがとうございます。株式会社●●でございます。」「はい、株式会社▲▲でございます。」というパターンが多いように思います。

どちらでも問題はありませんが、言い方は社内で統一されていたほうがいいでしょう。

「株式会社●● □□部 山田が受けました。」というところまで一気に名乗る人もいますが、直通電話でなければ、外線で名前まで名乗る必要はないでしょう。(会社でそれがルールとなっている場合は除きます。)

そしてこの第一声こそが、電話コミュニケーションにおける第一印象となります。受話器を通すと声がくぐもって聞こえてしまうので、心持ち普段よりも高めのトーンで話すと相手にも聞き取りやすくなります。

4. 電話でも笑顔で、姿勢良く

電話は相手が見えないため、ついつい頬杖をついたり、のけぞって足を組んだり、嫌そうな表情を浮かべたり、と悪い姿勢で対応することも多くなってしまいます。しかし、相手に見えないからといって悪い姿勢で喋っていると、やはり声の質やトーンにそれがあらわれてしまいます。

態度は必ず相手に伝わってしまうものです。姿勢は目の前に相手がいるときと同様に、良い姿勢で話すように意識しましょう

声のトーンはやや高めに、明るい表情が感じられるように、そして笑顔で話すことを心掛けましょう。笑声(えごえ)と呼ばれるように、笑顔で話すと明るく感情のこもった表情豊かな声になります。

あわせて、自分が電話に出ていない時であっても、電話をしている人の側で大声で世間話をしたり、笑ったりするのは厳禁です。その音が受話器を通して相手に聞こえてしまうと、いくら電話対応が丁寧であっても「不真面目な会社」という印象のほうが強くなってしまいます。

5. 知らない人にも「いつもお世話になっております。」

第一声でこちらが社名を告げると、今度は相手が名乗ります。その直後のタイミングで「いつもお世話になっております。」という一言を入れるようにしましょう。

初めてしゃべる相手であっても、自分宛にかけてきた相手でなくても、この一言は忘れずに添えてください。ビジネス上は欠かせない相づちです。

6. 相手が名乗らない場合、必ず確認する

会社には色々な人が色々な目的で電話をかけてきます。それらは良い電話ばかりではありません。

名乗らないまま「○○さん、いますか。」等の用件を切り出してきた相手に対しては、「失礼ですが、お名前をうかがってもよろしいでしょうか。」「恐縮ですが、お名前をお聞かせいただけますか。」と、相手の会社名や名前をまず確認するようにしましょう。

ちなみに「お名前頂戴できますか。」は誤った表現となります。“もらう”の謙譲語が“頂戴する”であり、名前はもらうものではありません。

一方で、よく似た印象の「お名刺頂戴できますか。」は正しい表現(名刺はもらうものなので)になります。ここは混同しないように注意してください。

7.よく聞こえない場合は「お電話が遠いようなのですが。」

相手が携帯でかけてきている場合、電波状況の関係から声が途絶えがちになってしまうことはよくあります。その場合は「申し訳ございません、少しお電話が遠いようでございます。」など、一言お詫びを添えつつ、電話が遠いという旨を伝えるようにしましょう。

お詫びを添えるのは、暗にこの言葉が、「もう一度言ってください。」という意味を含んでしまっているためです

電波ではなく、単に相手の声が小さくて聞き取れない場合であっても、電話が遠いという旨の表現で確認をとるようにしてください。「よく聞こえません。」と言ってしまうと(相手の声のせいだと責める)失礼な表現になってしまうため、あえて機器のせいにするという作法です。

また、明らかに圏外でつながらないような状況(相手にこちらが何を言っても伝わらない状況)であっても、こちらからいきなり電話を切ってしまうのは失礼にあたります。「お電話が遠いようですので、一旦切らせて頂きます。などと伝えてから切るようにしましょう。

8. こちらが聞き取り損ねた場合であれば、素直に「申し訳ございません。」

先ほどの電話が遠い旨の表現は、相手の機器や声量に問題があった場合に用いるものであり、自分が聞き取り損ねた場合であれば、正直にもう一度言ってほしい旨のお詫びとお願いをしてください。(「申し訳ございませんが、もう一度御社名をお願いいたします。」など。)

相手が早口で聞き取りづらかった場合であっても、相手の非を指摘するような言葉は使わないようにするのが原則ですので、上記と同様の言い回しとしてください。

9. 担当者が不在の場合、連絡についてどうするかを相手に確認する

相手の希望する担当者が不在だった場合、担当者不在の旨を伝えるとともに、連絡についてどうするか、相手の意向をしっかりと確認するようにしましょう。

どんな場合でもこちらから折り返すのが丁寧なように思えますが、相手にも都合や事情があります。まずは折り返しの必要の有無を最初に確認した上で、折り返し要であれば相手の連絡先、相手の都合のよい連絡時間帯などを確認するようにしましょう。

10. 保留が長くなりそうな場合、途中で一度確認を入れる

担当者を探したり、問い合わせのあった事項を確認したり等で「少々お待ちください。」と電話を保留にすることはよくあります。その場合、30秒以上の保留を続けないよう注意しましょう。それ以上保留が続きそうな場合は、途中で相手にその旨を伝え、改めてこちらからかけ直すようにしましょう。

30秒は目安です。長時間になることが予測できる場合、最初から“時間がかかるのでこちらから折り返す”という旨を相手に伝えてください

11. 担当者が不在の場合、余計な情報まで伝えない

社外の人に対して、担当者の具体的な行き先や自宅住所、携帯番号などはうかつに知らせないようにしてください。

行き先は営業情報などが類推できてしまうことも多いので、担当者が不在の場合、“申し訳ございませんが”に続く言葉は「席を外しております。」「外出しております。」程度にしてください。

帰社時間に関してだけは、折り返しや再連絡の都合もあるので、「現在外出しておりまして、○時頃戻る予定となっております。」などのざっくりとした範囲で伝えてしまってください。

自宅住所や携帯番号などは個人情報になるので絶対に教えないように注意してください。緊急で連絡したいから教えろ、と言われた場合であっても、こちらで本人と連絡をとったうえで折り返すという旨を伝えてください。(会社貸与の携帯番号を社外の人に伝えていいかどうかは、会社によります。)

12. メモは5W2Hで、簡潔に・正確に

電話のメモは要点をおさえることが大切なので、WhenWhoWhereWhatWhy何時、誰、何処、何故、何)の5Wに、いくら(How much)、どのくらい(How many)の2H加えた5W2Hでメモをしましょう。

ただしあくまでもメモなので、厳密に5W2Hにそって書き込む必要はありません。後で自分が困ることのないよう、必要なことを漏れなく無駄なく記載する、ということを意識しましょう。

13. 担当者が不在だった場合の伝言メモは、要点をまとめる

所定の伝言メモがある会社も多いので、その場合はフォーマットの項目に従って書き込むようにすれば大丈夫だと思います。基本的には、以下のような項目が伝われば問題はありません。

電話を受けた日時

こちらの担当者(電話がかかってきた人の)氏名

相手の会社名、部署名、名前、連絡先

電話を受けた人の氏名(この場合は自分)

相手の用件はどんなことで、どのように対応したのか

こちらから折り返すのか・折り返し不要なのか(折り返しの場合は、都合のよい時間まで記載)

また、可能であれば伝言メモを置いたことを、あとで担当者に口頭で伝えるようにしましょう。ふせんなどにメモをとり、相手の机においていると、なくなってしまう場合もあるからです。

14. 最後に必ず復唱する

電話の内容は、最後に必ず確認のために復唱するようにしましょう。

正確でない情報の伝達はトラブルの原因となります。特に相手の会社名・部署名・氏名・連絡先が間違っていると、折り返しもできなくなってしまいます。メール連絡など伴う場合は、氏名の漢字も含めての確認を忘れないようにしましょう。

※聞き間違いの生じやすい「いち」と「しち」は、「なな」のように言い換えると効果的です。

15. 電話は静かに切る

電話を終えたら、ひと呼吸おいて、静かに受話器を置きましょう。ガチャンという音が相手に伝わらないよう、まず電話のフックを指でゆっくりと押し、電話を切った状態とした後で、受話器を置くのが丁寧です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

会社にかかってくる電話は、ビジネスの一環でもあります。効率性や生産性という観点でのコスト意識を持ちながら、正確・迅速・簡潔・丁寧を心掛けることが大切です。

そして電話対応や伝言ミスが思わぬトラブルを引き起こすこともあれば、素晴らしい電話対応がオーダーの決め手となる場合もあります。

あなたの電話対応一つで、イメージも売り上げも左右されてしまう可能性があることをくれぐれもお忘れなく。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

面接での敬語

場面自分の祖父母について話す時

【悪い例】

おじいさん、おばあさん

【良い例】

祖父、祖母

ポイント解説

祖父母に関しては、親しみを込めて、「うちのお爺ちゃん」などという言い方をする人がいるが、ビジネスシーンでは祖父・祖母で統一する

場面社内の雰囲気の感想を述べる時

【悪い例】

さっきちょっと社内を見たのですが

【良い例】

先ほど社内を少し拝見したのですが

ポイント解説

「さっき」は「さきほど」、「ちょっと」は「少し」、「見た」は「拝見した」に

場面自己紹介する時

【悪い例】

霜田清です

【良い例】

霜田清と申します

宜しくお願いいたします。

ポイント解説

自分の名前を名乗る時には「~と申します」

場面「臆病・心配性」な性格を述べる時

【悪い例】

少々心配性なところがありまして

【良い例】

慎重に物事を進めることができます

ポイント解説

臆病な人は慎重派であることが多い。「慎重な人」はビジネスでも重宝される

場面神経質な人

【悪い例】

神経質だと言われます

【良い例】

几帳面で何事もきちんとしたいと思っています

ポイント解説

あえて神経質というのではなく、几帳面と言い換えるだけでプラスの印象を与えられる

場面引っ込み思案な人

【悪い例】

引っ込み思案なんです

【良い例】

控えめなところがわたくしのいいところだと思っています

ポイント解説

謙虚であることはビジネスでの基本

場面最近、読んだ本を聞かれて

【悪い例】

エジソンさんについて書かれた本を拝読させていただきました

【良い例】

エジソンについて書かれた本を読みました

ポイント解説

会ったことのない著名人に敬称はつけない「拝読」は話す相手が書いたものを読んだ場合に用いる。

場面電話で返信がほしい時

【悪い例】

電話ください

【良い例】

電話でご連絡いただければ、幸いです

ポイント解説

伝達手段はなるべく指定しないほうが無難だが、どうしても必要な時は、「~していただければ幸い」といったように、「できれば~してほしい」というニュアンスを伝えよう

場面相手の社長のことを話題にする時

【悪い例】

ゴーン社長様

【良い例】

ゴーン社長

ポイント解説

「社長」「部長」なんどには尊称の意味があるため、役職名に敬称はつけないのが常識

場面面接を終えて

【悪い例】

今日の結果って いつ分かりますか?

【良い例】

本日の結果はいつごろお知らせいただけますでしょうか?

ポイント解説

面接がよくできても、最後に敬語表現を間違えたら台無し。普段、何げなく使っている言葉には十分注意しよう

※※※※※※※※※※※※

場面入室する時

【悪い例】

(ノックをせずに無言で入る)

【良い例】

(必ずノックをしてから)
失礼します

ポイント解説

ノックは一般的には2回。落ち着いてノックした後に、はきはきと大きな声で「失礼します」。ノックの仕方は第一印象につながるので、遠慮がちにするよりしっかりしたほうがよい

場面椅子にかけるように言われた時

【悪い例】

(無言で座る)

【良い例】

失礼します

ポイント解説

座らせていただくという気持ちで「失礼します」と必ず言おう。勧められる前に、座ってしまうのはNG

場面受験する企業の面接で話す時

【悪い例】

お宅の会社

【良い例】

御社、貴社

ポイント解説

一般的に「貴社」は手紙など文書の時に使う

場面自分のことを話す時

【悪い例】

あたし、僕

【良い例】

わたくし

ポイント解説

正式な席では「わたくし」を使うようにしたいが、「わたし」で十分だと考える面接官もいる。就職活動では普段の態度が表れてしまうので、日頃からトレーニングしておくことが必要

場面質問に答える時

【悪い例】

そうですね

【良い例】

はい

ポイント解説

受け答えをする前に「そうですね」という口癖になっていないだろうか?目上の人からすると、偉そうなものの言い方に聞こえてしまう。「はい」のほうが好印象

場面相づちを打つ時

【悪い例】

なるほど

【良い例】

はい
(あるいは、軽くうなずくのみ)

ポイント解説

相手の話を聞いているときに、同意していることを伝えるのは大切だが、「なるほど」は目上の人に対しては失礼な言い方となる。「なるほどですね」もNG

場面約束の時間に遅れそうな時

【悪い例】

すみません、遅れそうです

【良い例】

大変恐縮ですが、もうしばらくお待ちいただけますでしょうか

ポイント解説

遅れる場合には、先方に納得していただける理由を述べ、お詫びの気持ちを伝えよう。約束の時間に遅れることは一番失礼なことであると認識しよう

場面尊敬する人を聞かれた時

【悪い例】

スティーブ・ジョブズさんです

【良い例】

スティーブ・ジョブズです

ポイント解説

歴史上の人物や面識のない著名人に敬称はつけない

場面「質問はありますか?」と聞かれて

【悪い例】

いいえ、ありません

【良い例】

特にございません

ポイント解説

「いいえ、ありません」は間違いではないが、少し語調が強く聞こえてしまう。相手が気遣ってくれている言葉に対しては「特にございません」がふさわしい

場面「給与体系はこうなる」と聞かれて理解できた時

【悪い例】

なるほど、分かりました

【良い例】

承知しました

ポイント解説

「なるほど」は上からものを言っている印象を与えてしまうので、目上の方に対しては、「承知しました」を使おう

※※※※※※※

場面:休みをもらう時

【間違い敬語】

明日、休みます。

【正しい敬語】

明日、お休みをいただきます。

ポイント解説

休暇は会社からもらうもので、上司や先輩からもらうものではないが、謙虚な気持ちを込めて、あえて「いただく」という言葉を使う。

場面:夏季休暇など長期休暇をもらう時

【間違い敬語】

明日から夏休みをもらうことになっています。

【正しい敬語】

明日から、○日まで夏季休暇をいただきます。

ポイント解説

自分の予定を周囲に知らせ、「休み中にご迷惑をおかけします」という気持ちを込めよう。

場面:急に休む時

【間違い敬語】

本日、体調が良くないので休ませていただきます。

【正しい敬語】

体調不良のため、本日お休みをいただけますでしょうか。

ポイント解説

体調不良でもお休みは勝手に自分で決めることではない。お伺いするスタンスを取ろう。「申し訳ございません」の言葉も忘れずに。

場面:体調不良で早退するとき

【間違い敬語】

すいません、調子が悪いので先に上がります。

【正しい敬語】

ご迷惑をおかけいたしますが、お先に失礼いたします。

ポイント解説

体調が悪くても周りへの気づかいを忘れずに。

※※※※※※

場面:相手と別れるとき

【間違い敬語】

では、これで。

【正しい敬語】

それでは失礼いたします。

ポイント解説

友達同士なら、「では」でも許されるが、こうしこの場ではきちんと「それでは失礼いたします」、あるいは「ごめんくださいませ」を言おう。

場面:取引を急に訪問するとき

【間違い敬語】

急に来てしまい、すみません。

【正しい敬語】

突然お邪魔いたしまして、申し訳ございません。

ポイント解説

相手の都合もあるので、急に訪問するのは失礼な行為となる。申し訳ない気持ちを表現しよう。

場面:自分が会社から外出するとき

【間違い敬語】

行って来ます。

【正しい敬語】

行ってまいります。

ポイント解説

出かけるとき、同じ部署の人に外出する旨を伝えておくことは、ビジネスパーソンの基本。

場面:外出する上司に対して

【間違い敬語】

行ってらっしゃい。

【正しい敬語】

行ってらっしゃいませ。

ポイント解説

上司に対しては、たとえ親しくなっても、仕事の上では丁寧な言葉を使おう。

場面:会議のために席ををはずすとき

【間違い敬語】

会議に行ってきます。

【正しい敬語】

会議に行ってまいります。

15時終了予定です。

ポイント解説

自分の所在をきちんと周囲に知らせておくのは、社会人としての基本。

場面:上司に呼ばれて

【間違い敬語】

今、行きます。

【正しい敬語】

はい、ただいま参ります。

ポイント解説

上司に対する敬意は常に払うべきで、何でもないような場面こそきちんとした言葉づかいを。

※※※※※※※※

場面:訪問先でお茶を出されそうになった時
【間違い敬語】
何もいりません。
【正しい敬語】
どうぞ、お構いなく。
ポイント解説
「何もいらない」ではあまりにも相手への配慮に欠ける。自分が恐縮している気持ちを伝えるためには「どうぞ、お構いなく」と言おう。

場面:訪問先で茶菓を出されたとき
【間違い敬語】
すみません、いただきます。
【正しい敬語】
ありがとうございます。頂戴します。
ポイント解説
「頂戴する」は謙譲表現で、相手に敬意を示す言い方であり、かつ丁寧な印象を与える。

場面:お茶をいただいて退出するとき
【間違い敬語】
どうもありがとうございます。
【正しい敬語】
ご馳走様でした。
ポイント解説
急がし中、お茶を出してもらった心づかいに感謝の念をこめる。

場面:相手から厚意を示されたとき
【間違い敬語】
ありがとうございます。
【正しい敬語】
恐れ入ります。
ポイント解説
一般的には「ありがとうございます」でも問題ないが、ビジネスシーンなどでより敬意を示すには、「恐れ入ります」を使おう。

以上内容为日本实际商务信函,

有人质问下面这句敬语是不是错误
【カタログをお送りさせて戴きましたので御査収下さいませ】

确实【お送りさせて戴きましたので】

正确的自谦语应该是如下:

【お送りいたしましたので】

难道是这位日本人写错了吗?

经过确认,答案是:原文没有错。

【カタログお送りしましたので御査収下さいませ】

我主动发给客户

我给您邮寄了商品手册,请查收。

【カタログをお送りさせて戴きましたので御査収下さいませ】

客户索要商品手册后

您要的商品手册我已经邮寄,请查收。

有爱学习的同学把以上内容转成了文字版。


松木様

  拝啓、平素は格別な御高配を賜り厚く御礼申しあげます。この度は、弊社カタログの問い合わせを頂き、誠にありがとうございました。

  早速ではございますが、2019年春夏カタログをお送りさせて戴きましたので御査収下さいませ。

  誠に恐れ入りますが、私自身出張や外出が多い為、製品等の問い合わせについては、私の携帯電話、メール、FAXで頂ければ幸いでございます。

  又、製品の在庫については、潤沢に準備をしておりますが、他社様より集中したバイイングがあった場合、品切れ、完売となる場合もございますので、御了承下さいませ。

  引き続きご検討戴きます様、何卒宜しくお願い申しあげます。

          敬具

そのまま使える敬語

ここで差がつく
「社会人」として通じる人、しない人

豊富な実例で分かる「よい敬語」と「悪い敬語」

(ビジネス文章の実例)

場面相手の申し出を断る時

【間違い敬語】

いえ、いいです

【正しい敬語】

いいえ、結構です

ポイント解説

断るにしても、「いいえ、結構です」と言うほうが、相手の気持ちを損ねずにすむ

場面相手を見送るとき

【間違い敬語】

では、お気をつけて

【正しい敬語】

どうぞ、お気をつけてお帰りください

ポイント解説

相手に好印象を与えるには、別れ際の挨拶も大切。しばらく会えない相手には「どうぞお元気で」「またお目にかかる日を楽しみいしています」気づかいの言葉も加えよう

場面取引で応接室に案内されたとき

【間違い敬語】

どうも、すみません

【正しい敬語】

失礼いたします

ポイント解説

入室するときも、退出するときも、「失礼します」「失礼いたします」を使う

場面訪問先の家に上がることになったとき

【間違い敬語】

すいません

【正しい敬語】

お邪魔いたします

ポイント解説

個人の家に上がるときに使う決まった言葉。「すいません」は万能だが多用は慎もう

※※※※※※※※※

場面来客に対して

【間違い敬語】

今、お茶を持ってきます

【正しい敬語】

ただいま、お茶をお持ちいたします

ポイント解説

訪ねてきたお客様には、丁寧な対応を心がける

場面帰るお客様に対して。

【間違い敬語】

ぜひまた来てください

【正しい敬語】

ぜひまたお越しください

ポイント解説

見送りの時の言葉は印象に残るもの。歓迎している気持ちを伝えよう

場面相手から依頼されて

【間違い敬語】

はい、わかりました

【正しい敬語】

はい、かしこまりました

ポイント解説

指示や依頼を受けたら、まず「はい」と返事をしてから、「かしこまりました」と答えましょう

場面寒い日の訪問客に対して

【間違い敬語】                                               

寒い中、ありがとうございます

【正しい敬語】

お寒い中、お越しいただきまして、ありがとうございます

ポイント解説

先方に対して労をねぎらう気持ちを持とう。

場面暑い日の訪問客に対して

【間違い敬語】

暑い中、すみません

【正しい敬語】

お暑い中、お越しいただきまして、ありがとうございます

ポイント解説

来てもらって恐縮する気持ちを表現しよう

場面来客に待ってもらう時

【間違い敬語】

すみませんが、ちょっと待ってください

【正しい敬語】

申し訳ございませんが、少々お待ちいただけますでしょうか

ポイント解説

「待ってください」という、丁寧な命令形よりも「~いただけますでしょうか」という依頼形にすることで、よりお願いする気持ちが伝わる

場面来客を待たせてしまったとき

【間違い敬語】

お待たせして、ごめんなさい

【正しい敬語】

お待たせいたしまして、申し訳ございません。

ポイント解説

「ごめんなさい」は仲間内でのお詫びの言葉。ビジネスシーンでは、どんなときも「申し訳ございません」が基本だ
「お待たせいたしました」でもOK

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場面訪問してきたお客様に対して

【間違い敬語】

いらっしゃい

【正しい敬語】

いらっしゃいませ

ポイント解説

「いらっしゃい」だけでは敬意が伝わらない。

「いらっしゃいませ」と言おう

場面雨の日の訪問客に対して

【間違い敬語】

雨の中、来ていただいて、すみません

【正しい敬語】

お足元の悪い中、お越しいただきまして、ありがとございます

ポイント解説

雨の日に使う常套句。スマートな印象を与えることができる

場面わざわざ来てくれた訪問客に対して

【間違い敬語】

わざわざすみません

【正しい敬語】

ご足労をおかけしました

ポイント解説

わざわざ出向いてもらったときに使う決まり文句。「自分が行くべきところを来てもらってありがたい」という気持ちを伝えることができる

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場面:道を教えてもらった時

【間違い敬語】

すみません、助かりました。

【正しい敬語】

ご親切に有難うございました。

ポイント解説

相手への感謝の気持ちを表すときは「すみません」より「ありがとう」を使いたい。どうしても使いたければ、「(手間を取らせて)すみません。ありがとうございました」とする。

場面:招待状などの文書で

【間違い敬語】

ぜひ出席してください。

【正しい敬語】

万障お繰り合わせの上、ご出席ください。

ポイント解説

「万障」とは、さまざまな差し障りや障害のこと。「繰り合わせ」はうまくやり繰りすること。都合を合わせることを言う。

場面:社長が辞任することを知って

【間違い敬語】

社長は今朝でお辞めになるおつもりです。

【正しい敬語】

社長は今朝で勇退なさるおつもりです。

ポイント解説

「勇退」は後進に道を譲るため、自ら退くこと。自分以外の人にのみ使い、自分が辞めるときには使わない。

場面:社長からお言葉をもらった時

【間違い敬語】

社長の訓示がありました。

【正しい敬語】

社長の訓示を賜りました。

ポイント解説

「賜る」はもらうの謙譲語で特にあらたまったときに使う。

問題1

お客様からの電話での取り次ぎはどの応対が良いのでしょうか?(名指し人の上司が在席の場合)

社名を名乗る→挨拶→上司の名前を復唱→取り次ぐ

社名を名乗る→相手の名前を復唱→挨拶→取り次ぐ

社名を名乗る→相手の名前を復唱→挨拶→上司の名前を復唱→取り次ぐ

正解は C

補足:
電話を取ったらまず社名を名乗ります。この場合「もしもし」はいりません。相手が名乗ったらそれを復唱しながら挨拶、次に上司の名前を復唱します。

こうした度々の復唱は確認作業と言う意味合いよりも、電話を受けながら、誰から誰宛の電話だということを周囲に同時に知らせる効果があり、効率の良い電話の受け方なのです。

※問題2

お客様が自分を名乗らず、なおかつ名指し人の上司が不在の場合は、どの様な対応が良いでしょうか?

社名を名乗る→相手の名前を尋ねる→上司の名前を復唱→挨拶→不在を告げる

社名を名乗る→上司の名前を復唱→不在を告げる→相手の名前を尋ねる→挨拶

社名を名乗る→相手の名前を尋ねる→不在を告げる

D

社名を名乗る→上司の名前を復唱→相手の名前を尋ねる→挨拶→不在を告げる

正解は B

補足:

相手が自分の名前を名乗ろうと名乗るまいと、名指し人の上司が不在の場合には、まず不在の事実を告げること。その次に相手を確認して、挨拶をする。この手順を覚えておいて下さい。

相手の名前を聞いてから、不在を言うと、あらぬ誤解を受けることもありますよ。

※問題3

休日にネイルアートで書いたマニキュアを取るのがもったいなくて、そのまま会社に行きました。

事務系の仕事で、直接お客様の目に触れることがないので問題はないと思っています。

正解は NO

けちけちしないで、とってね。

あなたがお客様と直接接さなくても、他の社員に対する影響は必ずあります。

職場は仕事をする人たちの集まる場所。仕事に集中出来る、違和感のない身だしなみが求められます。あなたにとっては素敵なマニキュアでも、他人にとっては不愉快極まりないものになってしまう事もあります。

 ※問題4

アフターファイブにパーティがあるので、少し派手に決めようと短めのスカートで会社に行きました。

正解は NO

就業後に着替えましょう。変身を楽しむのが一番。

補足:

仕事をする時と、プライベートをはっきり分けたらいかがですか?きっといつもと違う短いスカートをはいていると、仕事中ずーとそのことが頭から離れず、常に意識して、仕事にも集中できなくなるはず。そしてそれは周囲の人にも影響を及ぼす結果に。挑発的な格好をしてあらぬ誤解を招くことも。セクシャルハラスメントの種を自分で撒かないようにして下さい。

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