中国語を和訳するときには、どのようなポイントで誤訳が生じるのでしょうか。 今回は形容詞や動詞の誤訳例についてお話ししたいと思います。 まず、形容詞の誤訳が起こりがちな例を紹介します。 中国語は語尾に「了」をつけることで、過去を表します。 例えば、「吃」は「食べる」、「吃了」は「食べた」ということになっていますね。 しかしながら「上周挺开心的」のように過去のことを表す形容詞の場合は「了」のようなものを用いません。 中国人初心者が時制を間違えるのはそのためです。 例えば、 “昨天很热”は、「昨日は暑い」ではなくて、「昨日は暑かった」が正解です。 形容詞に過去時制という概念がない中国人学習者にとっては過去を表す時に形容詞の語尾を変化させるのは大変なことです。 また動詞についても、中国語は文中に明示する傾向にありますが、日本語では省略することが多いでしょう。 例えば「我喜欢吃点心」を和訳するときには「私はおやつを食べるのが好きです」ではなく、「私はおやつが好きです」がより自然です。 あとは“我擅长弹钢琴” 、「私はピアノを弾くのが得意です」でもなく、「私はピアノが得意です」が自然な表現です。 他にも間違いやすい表現があります。 例えば、非情の受け身文とか無生物主語構文とかなどなどがあります 日本語らしい日本語を身につけるためには常に意識しながら話すのが重要だと思います。 我是王每二,在读和说中学日语十年践行者。 专注研究日语口语、翻译,地道表达。 日拱一卒无有尽 功不唐捐终入海! |
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