上司に「わかりましたか?」とは聞けないから… 「ご理解頂けたでしょうか?」に変換する 後輩や部下に何かを説明するときは、話の途中で確認の意味を込めて、 「ここまではわかったかな?」 「いま説明したところまではわかりましたか?」 などと聞くことがあります。 しかし、相手が目上の場合は、この聞き方は使えません。その理由は、上位者に対して「ねぎらう」「褒める」「できるかどうかなど、力をはかるようなことを聞く」ことは失礼になる、という敬語の基本的な考えがあるからです。 しかし、自分の説明の仕方に自信がなかったり、難しい内容だった場合は、「わかりましたか?」と聞きたくなりますね。 また、長い説明を一息に話すのは親切ではありません。途中で確認しながら進めるほうがいいでしょう。 こんな場合は「わかりましたか?」ではなく 「ご理解頂けたでしょうか?」 を使います。さらに、 「つたない説明で申し訳ありません」 などと添えれば、「もし理解できなかったとしても、それは私の説明の仕方が悪いからなのです」といったニュアンスがあり、上から目線にならずに済むわけです。 ねぎらう:慰劳,犒劳 一息:一口气 つたない:拙劣,愚钝 给后辈或部下讲东西时,讲解期间会带有向对方确认的语气问对方 「ここまではわかったかな?」 「いま説明したところまではわかりましたか?」 但是如果对象为上位者时就不能使用这种询问方式了。这是因为对上位者表示“慰劳”“表扬”“问对方是否能做到,这样询问对方能力”的方式都是不礼貌的。这是敬语最基本该考量的地方。 但是当你对自己的讲解没有信心,或者讲解的内容很难时,就会很想问对方“你懂了没”。并且如果一口气给对方讲一大堆东西又显得很不亲切。所以最好还是要在讲解的间隙边向对方确认是否理解之前的内容边继续进行讲解。 那么这种情况下不要说「わかりましたか?」而要说「ご理解頂けたでしょうか?」 若是在前面添上一句「つたない説明で申し訳ありません」的话就会给人“如果你不理解的话,那是我讲的不好。”的感觉,不会让人觉得居高临下。 |
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